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Systemwideの音がApolloTwinで出なくなる問題の対応方法

Sonarworks の Systemwide を利用すると、DAW以外の一般的なアプリ(ブラウザやiTunesなど)でもキャリブレーションの恩恵を受けられるようになります。
しかし、UNIVERSAL AUDIO Apollo Twin との組み合わせで Sonarworks Systemwide を使った場合、「Windows の起動時に音が出なくなる」という現象が頻発しました。

色々試した結果、この現象を回避する方法を見つけたので紹介しておきます。


問題の回避方法


Systemwideで音が出なくなる現象ですが、Systemwideを自動起動するように設定している場合に発生するようです。(SystemwideのOutput deviceが未設定になって音が出なくなる)

この現象を回避するにはSystemwideのSettingsで「Launch on start-up」のチェックを外して、Systemwideがスタートアップ時に起動しないようにすれば解決します。ただし、Systemwideは自動で起動しなくなるので、手動などで起動する必要があります。
※Windowsの起動直後にSystemwideを起動しなければ問題は発生しないので、アプリを遅延起動するようなソフトバッチコマンドで数秒待ってからSystemwideを起動するようにすれば手動で起動させる必要もなくなります。
Systemwide settings



原因(の予想)


Apollo Twinを使っていて、SystemwideのLaunch on start-upを有効にしている場合に音が出なくなる(Output deviceが未設定になる)原因ですが、おそらくApollo Twinが認識されるタイミングと、Systemwideが起動する時のタイミングに関する問題だと思われます。
Apollo TwinはWindowsが起動してから、更にConsoleアプリが起動して正しく認識されるようになります。つまりUNIVERSAL AUDIOのConsoleアプリが起動するまでの間は、Apollo Twinは認識できない状態になっていると思われます。その状態で、Systemwideが先に起動すると出力デバイスのApollo Twinが見つからないのでOutput deviceが未設定になり、結果として音が出ないという現象が発生していると予想されます。
※数秒待ってSystemwideを起動すると正常に動作するのは、Consoleアプリの起動が完了していて、Apollo Twinが正しく認識されている状態だから。



Windows起動後に手動でSystemwideを起動した時の状態


再生デバイスの「既定のデバイス」として、Systemwideが選択されています。
これで、ブラウザやiTunesなどの音はSystemwideを経由してキャリブレーションされた音になります。(CubaseやStudioOneなどDAWの音は、直接ASIOドライバー経由で出力されることが多いため、Systemwideは経由せずに直接出力されます。DAWでSonarworks Referenceのキャリブレーションを有効にしたい場合は、別途ReferenceのVSTプラグインをDAWにインサートします)
Windows sound settings


Systemwideの設定でも、Output deviceにApollo Twinが選択された状態になっています。
Systemwide settings



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