記事一覧

Marvelous Designer でクッションを作る方法

衣服系の作成で有名なMarvelous Designerですが、クッションなどの布でできたオブジェクトの作成にも力を発揮します。

下のイメージは、実際にMarvelous Designer 7で作成したクッションのレンダリング結果です。Marvelous Designerを使えば、このようなシーンが簡単に作成できます。
クッションのサンプル



Marvelous Designer 7 でクッションを作る方法


クッション作成のポイントとしては、2重構造で作成する事になります。
クッションは、綿などを詰めた芯材的な部分を、布のカバーで覆う構造で作成するとリアルになります。

まずは、2Dの長方形ツールで、2つのポリゴンを作成します。
片方は芯材、もう一つはカバーになる部分なので、カバー側のポリゴンは芯材よりも一回り大きく作成します。(次の図だと、上側が芯材、下側がカバー)
ポリゴン作成


もう片面のポリゴンを作成するため、パターン変形ツールで2つのポリゴンを選択し、右クリックして「対称パターン(縫い合わせを含む)」をクリックします。(もしくはCtrl+D)
対称パターンの作成


こうする事で、選択していたポリゴンのクローンが作成されます。
他にも「Ctrl+C、Ctrl+R」などでポリゴンを複製する方法もありますが、クローンで作成しておけば、元のポリゴンを変形させるとクローン先も自動で同じ形になるので便利です。
対称パターンの作成


クッションを組み立てるために、片方のポリゴンを裏向きに反転します。
3D側で選択/移動ツールを選択して、右側の2枚のポリゴンを選択(Ctrlキーを押しながら選択すると複数選択できます)して、右クリック→水平に反転を選択します。(もしくはCtrl+G)
反転


これで、片方のポリゴンが反転して裏向きになります。(裏側はグレー表示されます)
反転


3Dの選択/移動ツールで、各ポリゴンが向き合うように調整します。
芯材をカバーで挟み込むような形で配置します。
位置の調整


2Dの線縫い合わせツールで芯材とカバーそれぞれの4辺を縫い合わせます。
縫い合わせの線がクロスしないように3D画面で確認しながら縫い合わせを行ってください。
縫い合わせ


芯材の部分を膨らませるために、圧力のパラメータを使います。この圧力値をプラスに設定すると風船のように膨らませることが可能です。
2D画面のパターン変形ツールで芯材のポリゴンを選択し、シミュレーション属性の圧力を20位にセットします。
圧力の設定


3D画面のシミュレーション(Spaceキー)を押してシミュレーションを開始します。
芯材とカバー同士が縫い合わされ、クッションの形になって下に落下します。落下した後、3D画面でクッションを触りながら好みの形になるように整えてください。
シミュレーション実行


デフォルトでは布の粒子間隔は20mmですが、布のしわを滑らかにしたい場合は、カバーの粒子間隔を10mmなどに細かくしてください(あまり細かくすると計算処理に時間がかかるようになります)
粒子間隔の調整



他の3Dソフト用にエクスポートする方法


作成したモデルを他のCGソフトで利用したい場合、芯材部分は不要になると思われるため、カバーのポリゴンだけを選択し、ファイル→エクスポート→OBJ(選択のみ)を選択してエクスポートすると良いと思います。
Export

関連記事

スポンサーリンク

  

コメント

コメントの投稿

非公開コメント