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Sonarworks Reference 4 Upgrade

モニター(スピーカー&ヘッドフォン)のキャリブレーションを行う、Sonarworks Referenceの新バージョン、Reference 4が公開されました。
今回、Reference 3(Reference 3 Complete + Mic)からReference 4へのアップグレードを行ったので、その手順を載せておきます。

なお、前バージョンのReference 3を持っている人は割引価格、もしくは無料でReference 4へのアップグレードが可能です。
※国内サイトでは「2017年9月10日以前にReference 3をアクティベートしている場合は通常アップグレードの対象(つまり有料)」と説明してありますが、厳密には違います。持っているReference 3のエディションによっては、アクティベーションした日付に関係なく無料でReference 4へのアップグレードが可能です。(詳しくは本家サイトのUpgrade policyを参照)



Sonarworks Reference 4 Upgradeの入手


Reference 4へのアップグレードは、本家SonarworksのUpgradeページから確認できます。
登録しているメールアドレスとSonarworks 3のアクティベーションキーを入力し、Continueボタンをクリックするとアップグレード可能な内容が表示されます。
Reference 4 Upgrade


私の場合は、Reference 3 Complete + Mic(Headphone plugin + Speaker + Systemwide)を使っていたので、無料でReference 4 Studio editionへのアップグレードが可能でした。
無料でアップグレードできる場合は「You are eligible for a free upgrade!」と表示されます。
Reference 4 Upgrade


Upgradeボタンを押すと、Reference 3 Studio edition用のアクティベーションキーとダウンロード先のリンクがメールで送信されます。
Reference 4 Upgrade


何も問題無ければ、数分以内にSonarworksからメールが届きます。(私の場合は数十秒でメールが届きました)
このメールにReference 4 Studio editionのアクティベーションキーとダウンロード先のリンクが載っています。
Reference 4 Upgrade


メールの「click here to download Reference 4」というリンクをクリックすると、Reference 4のダウンロードページが開きます。
デフォルトではオンライン版インストーラー(インストールする際にインターネット接続が必要)になっていますが「offline version」というリンクからオフライン版のインストラーをダウンロードすることも可能です。
また専用マイクを持っている場合はマイクのプロファイルもダウンロード可能です。(マイクプロファイル自体はReference 3時点から何も変わっていませんでした。そのため既にマイクプロファイルをダウンロード済みの場合は改めてダウンロードし直す必要はありません)
Reference 4 Upgrade



Sonarworks Reference 3 のアンインストール


Sonarworks Reference 4 をインストールする前に、旧バージョンのReference 3をアンインストールしておく必要があります。
※Reference 3をアンインストールすると、Reference 3で作成していた独自プロファイルも削除されてしまうようなので、プロファイルを残しておきたい場合は削除される前に、独自プロファイルのバックアップをとっておいた方が良いと思います。

アンインストールせずにReference 4をインストールしようとすると、下のようにReference 3を削除するようにエラーメッセージが表示されます。
Reference 3 Install


コントロールパネル(Windowsキー+Rでファイル名を指定して実行→controlと入力してOK)の「プログラムのアンインストール」から、旧バージョンのReference 3をアンインストールします。
Windows 10なら、右上の検索条件に「Reference」と入力すると対象を簡単に絞り込めます。
アンインストールする順番があるかどうか分かりませんが、依存関係があるかもしれないので「Reference 3本体は最後」にアンインストールした方が良いかもしれません。
私の場合は「VST Plugin→Systemwide→Reference 3本体」という順番でアインインストールしました。
Reference 3 アンインストール



Sonarworks Reference 4 Studio edition のインストール


ダウンロードしたReference 4 Studio editionのインストーラーを実行します。
ライセンスに同意して、Installボタンをクリックします。
Reference 4 Install


途中でWindowsの警告が出る場合がありますが「インストール」ボタンをクリックしてセットアップを進めます。
Reference 4 Install


インストール完了後に「Restart」ボタンをクリックして、PCを再起動します。(環境によっては再起動が不要なケースもあるかもしれません)
Reference 4 Install


Reference 4 Studio editionをインストールすると、以下のようなプログラムが追加されます。
※Reference 4本体、Systemwide、独自プロファイルを作成するためのアプリ、各種プラグイン(VST、AAX、RTAS)
Reference 4 Install



Sonarworks Reference 4 Systemwideのセットアップ


Reference 4 Systemwideを使うと、iTunesやブラウザなど、通常のアプリ上でもキャリブレーションが可能です。スタートメニュー、もしくはデスクトップに作成された「Sonarworks Reference 4 Systemwide」を選択して、Systemwideを起動します。
初回起動時にアクティベーション画面が表示されるので「Enter license」をクリックします。
Reference 4 Systemwide Setup


登録しているメールアドレスと、Sonarworksからメールで送られてきたReference 4のアクティベーションキーを入力し、Continueボタンをクリックします。
Reference 4 Systemwide Setup


アクティベートする機能を選択(今回は全ての機能をチェック)し、Activateボタンをクリックします。
Reference 4 Systemwide Setup


正しく認証されれば、Success画面が表示されます。「Great! Let's start」ボタンをクリックすると、Systemwideの画面が表示されます。
Reference 4 Systemwide Setup


Systemwide画面の右上にある「Calibration profile」から利用したいプロファイルを選択します。
なお、Reference 3をアンインストールした時点で、Reference 3で作成していた独自プロファイルは削除されているようです。(プロファイル自体は(未確認ですが)Reference 3のデータを利用できると思うので、アンインストール前にバックアップしておいたプロファイルを指定することも可能だと思われます)
Reference 4 Systemwide Setup



Sonarworks Reference 4 Pluginの新機能(0 Latency)


Reference 4のプラグイン版は、ゼロレイテンシーに対応しました。
以下のように、Filter typeがZERO LATENCYの時はレイテンシーが0になっています。
Reference 4 VST-Plugin


Filter typeをLINEAR PHASEなどにすると、ある程度のレイテンシーは発生しますが、それでもReference 3の時よりもレイテンシーが小さくなっているような気がします。
Reference 4 VST-Plugin



独自プロファイルの作成(次回)


Sonarworks Reference 4 Studio editionには、Reference 4 Measureという独自プロファイルを作成する機能が含まれており、自分で利用している環境に最適化されたプロファイルを作成可能です。(この製品を買う一番の理由はこれだったりします)

Reference 3の時にも独自プロファイルを作成していたのですが、せっかくなのでReference 4用に改めてプロファイルを作成し直してみようと思います。(下の画像がReference 3で作成していたGENELEC 8030BPM用の独自プロファイルなのですが、Rの1kHzあたりの落ち込みが少し気になるので…)

独自プロファイル作成については、次回詳しく解説しようと思います。
Reference 3

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